2026年6月16日 日本蓄電開発機構株式会社
着工から約3.5ヶ月での受電(業界最速クラス)に続き、上奈良蓄電所と同日に運転開始。
4社一体の一気通貫体制が、複数案件の同時並行を可能にすることを実証。
日本蓄電開発機構株式会社(本社:東京都、代表取締役:星野 晶、以下「JESDI」)は、埼玉県児玉郡上里町にて開発を進めていた系統用蓄電池プロジェクト「七本木蓄電所」において、本日2026年6月16日に運転を開始したことをお知らせいたします。
七本木蓄電所は、着工(2025年12月15日)から約3.5ヶ月という業界最速クラスの施工スピードで2026年3月31日に受電を完了。さらに、14日前に着工した上奈良蓄電所(埼玉県熊谷市)と同日・受電後わずか2ヶ月半で需給調整市場(一次調整力)への参入を実現しました。前回の受電リリースで報告した「3.5ヶ月での高速受電・5ftコンパクト型採用」に続き、今回は2案件を同時並行で動かしながら同日稼働まで完遂した4社の実装力を報告します。
■ 設置概要

| 蓄電所名 | 七本木蓄電所 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県児玉郡上里町 |
| 出力 | 2MW |
| 着工日 | 2025年12月15日 |
| 受電日 | 2026年3月31日(着工から約3.5ヶ月・業界最速クラス) |
| 運転開始日 | 2026年6月16日(受電から約2.5ヶ月・着工から約6ヶ月) |
| 建設パートナー | イー・トップ株式会社 |
| 運用支援 | 株式会社RUTILEA |
| 蓄電システム | HOBE ENERGY株式会社製 5ftコンパクト型統合蓄電システム一式(EMS・PCS・受変電設備 一体設計) |
■ HOBE ENERGY社製統合システム ― 上奈良での実証を七本木でも採用

七本木蓄電所でも、上奈良蓄電所と同様にHOBE ENERGY株式会社製の統合蓄電システムを採用しています。蓄電池・EMS・PCS・受変電設備の全機器をHOBE ENERGY社が一体設計・一括供給するモデルは、上奈良蓄電所で実証済みであり、七本木ではその再現性を確認する案件として位置づけられます。
| 機器 | 内容 | 担当 |
|---|---|---|
| 蓄電システム | 5ftコンパクト型 LFPバッテリー | HOBE ENERGY |
| EMS | 自社製エネルギー管理システム(充放電制御・最適化) | HOBE ENERGY |
| PCS | パワーコンディショナ(直交流変換) | HOBE ENERGY |
| 受変電設備 | PCSと昇圧変圧器一体型受変電コンテナ | HOBE ENERGY |
| 統合調整 | 機器間の接続調整・統合試験・立地条件に応じた仕様最適化 | HOBE ENERGY |
■ 着工から約3.5ヶ月での受電 ― 施工スピードの背景
同種の系統用蓄電所では着工から受電まで5〜6ヶ月以上かかるケースも多い中、七本木蓄電所では着工(2025年12月15日)から約3.5ヶ月という高速で2026年3月31日に受電を完了しました。この施工スピードを支えた要因は以下のとおりです。
| 5ftコンパクト型の搬入・設置容易性 | 業界標準の20ftコンテナと比べ、搬入経路が狭小な土地や急カーブが多い立地にも対応。据え付け工程を大幅に短縮。 |
| HOBE統合設計による現場作業の効率化 | 蓄電池・EMS・PCS・受変電設備が一体設計されているため、現場での機器間接続・調整作業を最小化。 |
| イー・トップによる精度の高い施工管理 | 上奈良蓄電所と並行稼働しながら、工程遅延ゼロで受電まで完遂。複数案件の同時施工管理力を実証。 |
■ 上奈良と同日・受電後2ヶ月半で市場参入 ― 複数案件並行管理の実証
七本木蓄電所は、14日前に着工した上奈良蓄電所(埼玉県熊谷市)と同日2026年6月16日に運転を開始しました。着工時期・受電日・各工程のスケジュールが異なる2案件を同時並行で動かしながら同日稼働まで完遂できたことは、JESDI・HOBE ENERGY・RUTILEA・イー・トップの4社一体体制が、複数案件に対応できる再現可能な立ち上げモデルとして機能することを実証したものです。
受電(2026年3月31日)後からわずか2ヶ月半での需給調整市場参入を支えた要因は、上奈良蓄電所で確立された以下の3つの構造に基づいています。
| 受電後2ヶ月半での市場参入を支えた3つの要因(上奈良での実証を七本木でも再現) | ||
|---|---|---|
| ① | HOBEシステムのコミッショニング | わずか4日で完了。蓄電池・EMS・PCS・受変電設備をHOBE ENERGY社が統合設計しているため、機器間の仕様調整が設計段階で完結。上奈良に続き七本木でも同等のスピードを再現。 |
| ② | 需給調整市場参入試験 | HOBE・RUTILEA連携で1日完了。機器側(HOBE ENERGY)と市場運用側(RUTILEA)が設計初期から同一チームとして要件を共有。上奈良・七本木の2案件同時並行でも同じ体制を維持。 |
| ③ | TSO協議の的確な推進 | 送配電事業者(TSO)との連系・市場参入協議を、参入要件を熟知した体制のもとで的確に進め、手続き期間を最短化。 |
■ 今後の展開 ― 複数案件対応力の確立と全国展開
七本木蓄電所での着工3.5ヶ月受電・上奈良との同日運転開始は、4社一体体制が単一案件にとどまらず、複数案件を同時並行で動かせる再現可能なモデルとして機能することを実証しました。JESDIはすでに鉢形蓄電所(埼玉県)・折之口蓄電所(埼玉県)など複数の次案件をこのモデルで推進しています。
HOBE ENERGY株式会社(統合蓄電システム)・株式会社RUTILEA(アグリゲーター・市場運用)・イー・トップ株式会社(施工)との4社一体体制を継続強化し、全国各地への蓄電インフラ展開を加速させてまいります。
以上
■ 本件に関するお問い合わせ
日本蓄電開発機構株式会社
お問い合わせフォーム:https://japan-energystorage.co.jp/contact/
■ 会社概要
会社名 :日本蓄電開発機構株式会社
設立 :2024年10月
代表取締役:星野 晶
所在地 :〒107-0061 東京都港区北青山2-12-4-303
資本金 :1,000万円
TEL :03-6899-2733
事業内容 :蓄電所の設計・建設・運営・保守・管理・技術開発・販売、および電力供給に関する事業
URL :https://japan-energystorage.co.jp
■ パートナー会社
HOBE ENERGY株式会社 https://hobeenergy.co.jp/
株式会社RUTILEA https://www.rutilea.com/
イー・トップ株式会社 https://etop-co.com/
